皆様、朝夕涼しくなってきましてね。愛犬とのお散歩や遊びもとても良い季節になってきましたね。今回は愛犬家と子犬の巡り合いについて、少しお話させていただきます。このブログをお読みになっている方にも、思い当たるか方がおられるかもしれませんね。
グレイスフルランドでは、年中子犬の繁殖をしていません。それは、繁殖するには、私たちに時間的な余裕が必要なのです。それは子犬の繁殖から、出産、繁殖まで獣医師の指導を受け、スタッフが母犬と寝食をともにしながら、妊娠から出産、育児に関わり、健康な子犬を予約していただいている方に子犬をお引渡しをしているからです。
ですからグレイスフルランドでは、ほとんどの方に子犬のご予約をしていただき、待っていただいております。たまには、子犬が飼い主募集中であったりしたら、すぐに家族に迎えられることもまれにあります。
それにしても子犬との出会いには、さまざまなご縁の形があるように思います。ある方は、お問い合わせをいただいてその月に子犬と巡り合い家族に迎えていただく方もあります。またある方は、子犬をご予約されても、長く待っていただかなければいけない場合もあります。それは母犬が妊娠しなかったり、ご希望の子犬(毛色、性別など)が産まれなかったりした場合です。
現在、一番長い間、子犬との巡り合いをお待ちいただいているS様(北海道)は、母犬グラスの子犬だけを一筋にもう1年10ヶ月間、待っていただいています。グラス母さんの子犬をお待ちいただいて、1年を過ぎたころに「他の母犬の子犬を飼われたらいかがですか」と、ご提案させていただきました。しかし「グラス母さんの子犬が良いので、いつまでも待ちますよ」と言われ、今もグラス母さんの子犬をお待ちいただいています。
私たちは、S様から「いつまでも待ちますよ」とおっしゃっていただいた気持にお答えしなければと強く思います。大きなプレッシャーですが、励みにもなります。これからグラス母さんとスタッフと協力して、最大限の努力をして、何とかS様のご期待にお応え肢体と強く願っております。
そんな時にS様から先日、こんなメールをいただき、スタッフ一同とても感激し、そして励まされました。内容の一部を、ここに紹介させていただきます。
================ お手紙 =================
ご無沙汰しています。 札幌にも ようやく 春の足音が 感じられるようになりました。この度は、サラちゃんの妊娠 おめでとうございます。 無事の 出産を 祈念しております。 きっと 可愛い子供達でしょうね。
桜井様のおっしゃるとうり、一つの生命との出会いは、人知のおよばぬところであり 今は ただ グラスちゃんの 吉報を お待ちしております。
桜井様 スタッフの方々に おかれましても 季節の変わりめ ご自愛のほど お元気で お過ごしください。