フィラリア検査をしましょう♪

みなさまお久しぶりです。私は、しばらくの間、健康状態があまり優れなかった為ブログの更新をお休みしていました▼みなさまは、長雨にもめげずお元気のことと存じます。私も昨日ぐらいからぼちぼち、わずかな梅雨の晴れ間を縫って、ソロモン達と一緒に散歩に出かけております。しばらくぶりのソロモン達との散歩で、憂鬱な気分も晴れました▼愛犬は、いつの時も私達を勇気づけてくれるものですね。彼らには、本当に感謝しています♪

【フィラリア検査】
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さて、ほとんどの方は、もうすでに愛犬のフィラリア予防を開始されておられることと思います。みなさまがすでにご存じの知識の繰り返しになるかもしれませんが、愛犬をフィラリアから守るために、フィラリアの予防を開始する前には、必ずフィラリア検査をして下さい。▼昨年、フィラリア予防薬をあげていても感染するケースもあります。

なぜそのようなことが起きるか、その理由は・・・?
1、早めに投薬時期を切り上げてしまった。(グレイスフルランドでは、毎年5月~11月まで予防しています)
2、薬を与えるのを、うっかり忘れた月があるかもしれません。
3、犬が薬を吐き出していたのに気づいていないかもしれません。
つまり、「昨年、フィラリア予防薬をあげているから、うちの犬は大丈夫!」と安心はしていられない、ということです。また、フィラリア予防の注射をする場合でも、フィラリア検査を実施する必要があります。

■フィラリア症ってどんな病気なのかもう一度おさらいをしてみましょう?
一般的には「フィラリア症」と言われますが、正確には「犬糸状虫症」と呼ばれ、犬にとって非常に重要な病気です。犬糸状虫の幼虫(ミクロフィラリア)は蚊を介して犬に感染し、心臓と肺動脈に入り込んで成虫となり、7年近く生存します。成虫は、血液中にミクロフィラリアを放出します。成虫が心臓にたくさんいると、血液の循環が悪くなり、咳や呼吸困難、腹水、貧血などの症状がでてきます。

予防薬がきちんと愛犬を守ってくれているか検査で確認しましょう!
1、ミクロフィラリア検査法・・・ 犬の血液を採って顕微鏡で覗く方法
2、抗原検査法(ソロステップ)・・・フィラリア成虫から排泄される微量な物質を抗原抗体反応で検査する方法
診断できる確率(感度)
1、ミクロフィラリア検査 47.2%
2、抗原検査(ソロステップ)90.4%

【フィラリア検査】
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フィラリア検査の結果が陰性だった時、昨年予防薬をきちんと計画どおり投薬しましたか?
1、はい。 ⇒ 予防はきちんと行われています。今年も予防薬を計画どおり投薬しましょう。
2、いいえ。⇒ ごくまれに感染の危険性があります。再検査やより詳しい検査が必要になる場合もあります。

結果が陽性だった時、フィラリア感染の疑いがあります!
臨床検査、血液検査や超音波検査などで確定診断を行います。その結果により、下のような治療方針がたてられます。
1、保存(温存)療法
2、駆虫剤による成虫駆虫
3、外科手術による摘出
4、その他、詳しくは、獣医師の指示や注意事項に従ってください。

【フィラリア予防薬を受け取って】
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もうしばらくジメジメの梅雨が続きますが、愛犬とひとときの晴れ間を見つけて、お散歩にお出かけ下さい▼こんな梅雨は、せめて気持ちだけはいつも爽やかに過ごしたいものですね。どうぞみなさま、ご自愛くださいませ♪

フィラリアについては、ここをご覧ください>>

3 thoughts on “フィラリア検査をしましょう♪

  1. 山崎範子

    皆んなのお父さん・桜井さん…お身体大丈夫ですか?今年は、温度差も激しく、移動が多く体力がついていけなかったのでしょうか?
    仔犬や、犬達の健康診断だけで無く、桜井さんご夫妻・スタッフさんも健康診断受けておられますか?つい、自分達は後回しに成ってしまいがちでしょうが、くれぐれもお身体大切に、いつまでも皆の大切なグレースフルランドを守っていて下さいm(_ _)m

  2. sakurai Post author

    山崎さん

    ご心配いただきありがとうございます。
    おかげさまで、もう大丈夫です。

    犬の健康を守るためには、私たちが健康でなければなりませんね。
    これからは、犬の為にも、自分の為にも定期健康診断を受けて健康管理に努めます。

  3. さかい

    桜井様

    体調を崩されていたご様子、
    今は回復されていらっしゃるとのことで安心しました。
    先週7日にお目にかかった時は、そんなこと気にもせず、ごく普通にお話をしてしまいました。もし、その時も体調が優れない状態だったのなら、申し訳なかったです。
    ご負担になっていらっしゃいませんか?
    これからますますあわただしい時期を迎えます。
    1日も早く、本来の体調に戻りますように願っています。
    きっと、グレイスフルランド生まれのラブラドールと暮らしている
    全国の皆さんが頼りにしていますよ。
    くれぐれも、お体を大切にしてください。

    ところで
    一緒に病院で写っているのは、まだ10か月の子でしょうか?
    それともジャニスちゃんですか?

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