私が近ごろ感動した絵本のご紹介をさせていただきます。その絵本は、ガブリエル・バンサン作の文字のない絵本、 「アンジュール」という絵本です。原題は《ある日、ある犬》というタイトルです。
ある一日の、ある犬を描いた絵本です。この「アンジュール」を読むのではなく、「絵本」の原点である絵を見て理解するという、まさに絵本なのです。物語は、家族に 捨てられた犬の戸惑いと悲しみ、元家族への切ない愛情、新しい出会いの喜び、さまざまな想いが伝わってきます。
ある日、ある犬は、飼い主である家族と車で旅に出て、その途中で車の窓から捨てられました。そして突然その日から野良になった犬の旅が始まりました。絵本の中では、およそ50枚ぐらいの犬の表情が描かれたリアリティのあるデッサンにより犬の動きや、心情が私たちの胸に伝わってきます。
ふだん何気なく付き合っている犬の心情を、もう一度見つめる機会になるようなそんな素敵な絵本です。愛犬家の皆様にお勧めの一冊です。
「アンジュール」は、グレイスフルランドのホームページから、Amazonで購入が可能ですので、参考にしてください。その他にも犬、ラブラドールの本もご紹介しています。


