初詣 大宰府天満宮

      初詣 大宰府天満宮 への2件のコメント

息子の受験合格祈願に太宰府天満宮にお参りに行きました。

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太宰府天満宮には、『心字池』というのがあり、この池に架かる御神橋は、太鼓橋・平橋・太鼓橋の三橋からなっています。
この御神橋は、過去・現在・未来の三世一念という仏教思想を残しています。心字池は漢字の心を形どっています。一番目が、過去で太鼓型でアーチの形状です。
二番目が、現在で平らな形状です。
三番目が、未来で太鼓型でアーチの形状です。

すでにご存知の方もあるかもしれませんが、この御神橋を渡る時には後ろを振り返らないようにとか、転ばないように渡りなさい、などの言い伝えがあります。私達の人生の教えのようです。生きて行く時に過去を振り返ったり、焦って生きたりせずに、ゆっくり足を地に着けて歩きなさいという、教えだと思います。帰りはもちろん、参拝のあともこの御神橋は渡らず、桜門をでたら、左(大宰府遊園)の方向へ進みます。

ちょっと一服して下さい。
菖蒲池の前に『東屋』という老舗の茶屋があります。ここで休憩してください。
(私は十数年ここに寄らせてもらってます)

お茶お菓子の方は、『梅が枝餅&抹茶セット』、お食事の方は『ちゃんぽん』がお勧めです。とにかく、絶品です。ぜひ今度機会がある方は訪れてください。
この日も、およそ一年振りに、お店を訪ねたのですが、お店の方が覚えていてくださって『梅が枝餅』を3個もサービスしてくださいました。盲導犬の訓練で十数年間、訓練のたびに寄らせて頂いていました。最初に訪れた頃は、盲導犬は飲食店には入れてもらえないような時代でしたが、前代のおばあちゃんが快く入れていただき、それ以来ずっとお世話になっています。盲導犬を入れてくださるだけでも、ありがたかったのですが、おばあちゃんは、盲導犬にも水を汲んで与えてくださり、優しい方でした。そのおばあちゃんももうお亡くなりになりましたが、娘さん達も先代のおばあちゃんの教えをしっかり守って優しく思いやりのある接客でここを訪れるのも大宰府に行く楽しみです。

歌手の、さだまさしさんが『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな』で知られている、梅伝説をもとに『飛び梅』という歌の中でこの心字池と御神橋での恋の歌を歌っています。

2 thoughts on “初詣 大宰府天満宮

  1. 岡本 浩・美香

    ご子息が受験の年とは存じ上げず、先日は大変お邪魔をいたしました。
    されど、桜井様ご夫婦のご子息のこと、何なく試験をパスされることと存じます。
    睡眠時間を削らずに、最高の結果が出ることをお祈りいたしております。どうか「梅」が咲きますように・・。

    先日、桜井様にお会いした後、我が家も太宰府天満宮に行って参りました。
    私の出身が京都なので、北野天満宮には馴染みがありましたが、ついに念願叶って大宰府に参じることができました。
    お参りした日は雨がしとしとと降っていましたが、「過去」を振り返らず、「未来」にも躓かず、何とか渡り終えました。
    帰りには、道真公が召されたと言われる梅が枝餅も、しっかりと美味しく頂きました。

    「大宰府は春 いずれにしても春」
    さだまさしさんの『飛梅』は、いつ聞いても心に染み入る歌ですね。
    兄の弾き語りに影響されて、この歌が収録された『風見鶏』というアルバムを、盤が擦り切れる程に繰り返し聞いた思い出があります。

  2. sakurai Post author

    岡本様
    息子の合格をお祈りしていただきありがとうございます。
    話は変わりますが、今度、大宰府に行かれたら、菖蒲池の側の『東屋』にお立ち寄り下さい。梅が枝餅もここのお店のが、私的には一番美味しいと思っています。
    情緒溢れる、店構えとお店の人の味があります。
    私も二十代にさだまさしさんの(ニューミュージック)を良く聴きました。防人の歌、檸檬などが好きでした。もちろんこの『飛梅』という歌も好きでした。

    さだまさし 飛梅  
    http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Rose/6053/tobi.html

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