蜂はちみつ蜜

グレイスフルランド地方は、朝夕少しずつ涼しくなって参りましたが、グレイスフルランド関係者の皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

さて私の趣味は、ラブラドールと自然散策(トレッキング)と映画が趣味です。
今回は、映画 『蜂蜜』をご紹介をさせていただきます。

この映画は、現代トルコ映画界を代表する、セミフ・カプランオール監督の作品で、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、世界で最も美しいと称された映画です。この映画には、音楽が一切使用されておらず自然の音のみで撮影された稀な作品です。

それから、この映画は、主人公ユスフの青年期を描いた『ミルク』(2008年)とユスフが大人になった未来を描いた『卵』(2007年)と幼い少年だった過去『蜂蜜』(2010年)の三部作の一遍という創りになっています。

人の心の機微を情感豊かに描いた本作は、どのシーンを切り取っても名作童話の断片になりうる夢を見ているような絵画的美しさに満ちているそんな作品です。

こんな素晴らしい映画を製作されたセミフ・カプランオール監督と、上映していただいた映画館に感謝せずにおられません。皆様もぜひご覧いただければ幸いです。

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