今日でベローナ母さんの子犬たちは、生後44日目になりました。
現在子犬たちには、ベローナ母さんの母乳と離乳食を与えています。
5頭の子犬のうち、2頭が離乳食を与え始めて少しお腹が緩くなり、ベローナ母さんの母乳だけ与えていました。しかし昨日ぐらいから少しずつ体調も良くなってきたので、夕食から少量だけ離乳食を与えました。
今朝も離乳食を与えましたが、食欲旺盛で体調も元に戻ったようです。
子犬が元気だと私やスタッフもみな安心して元気になれます。
でもこの時期の子犬たちは、食欲旺盛なので離乳食を食べても、ベローナ母さんの母乳も旺盛に、しっかりと飲んでいます。
しかしこの時期子犬たちには、乳歯が生えているのでベローナ母さんは、子犬たちが乳房を我先に争って口に頬張るときに、一瞬痛そうです。
でも毅然として子犬たちにおっぱいを与える姿は、感銘を与えてくれます。分りきったことすが、いつの間にか忘れていることでもありますが、私たちも母親に優しく厳しく育てられてここまで大きくなれたことを改めて思い出させてくれるシーンです。
でも、子犬が生後40日を過ぎる頃になると、母犬の子離れが始まります。要するに犬は生後1年で人の20歳ぐらいを成長しますから、この時期から子犬に自立を促す本能があるのです。
ベローナ母さんもやはりこの時期から、一定時間、子犬たちに授乳したら、子犬たちが泣いて授乳を求めても断固拒否しています。
子犬が新しい家族に迎えられそれぞれが新生活を始める予行演習がすでに始まっているようですね。
優しくて、毅然として逞しい・・・ほんとに、ベローナは、素敵なお母さんです♪